2025年度 雇用保険料率のご案内
2025.02.21
法改正情報
厚生労働省から令和7(2025)年度の雇用保険料率が公表されました。
令和7(2025)年4月1日より、以下の料率が適用されます。
※ 園芸サービス、牛馬の育成、酪農、養鶏、養豚、内水面養殖および特定の船員を
雇用する事業については一般の事業の率が適用されます。
雇用保険料の内訳としては、失業等給付と育児休業給付そして雇用保険二事業に係るものがあります。
雇用保険料率は毎年度見直しが行われており、今回は前述のうちの失業等給付の料率が労働者、事業主負担ともに0.05%ずつ引き下げられますが、
雇用保険料率が下がるのは2017年度以来、8年ぶりとなります。
雇用保険制度では、失業等給付費に充てるために必要な金額を積み立てることとしています。
近年、新型コロナウイルス流行のために上記の積立金が減少していましたが、雇用環境が改善傾向にあり雇用保険料を引き下げても積立金に影響がないことを背景に、今回の引き下げが行われる予定です。
給与計算の際や、労働保険料の年度更新手続きの際は雇用保険料率を間違えないようにお気を付けください。
【引用】
事業主・被保険者の皆さまへ 令和7(2025)年度 雇用保険料率のご案内 厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/content/001401966.pdf
雇用保険料率について 厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000108634.html