協会けんぽで電子申請サービスが開始されます
2025.11.21
最新の労務関連情報
全国健康保険協会(以下、協会けんぽ)は、インターネットを通じて各種手続きが申請可能な電子申請サービスを2026年1月13日から開始予定としています。
電子申請を行える手続きについては傷病手当金や出産手当金、出産育児一時金、高額療養費といったほぼ全ての支給申請が可能予定となっています。
電子申請が行える対象者は協会けんぽに加入している被保険者および社会保険労務士とされていて、一部申請においては被扶養者の方が利用可能となっています。
対象申請書一覧はコチラ
申請の流れとしては現在準備中の協会けんぽホームページにある「電子申請サービス」から手続きを進めていくこととなります。被保険者の方が申請を行う場合は、マイナンバーカードとマイナポータルアプリの取得が必要です。また、添付書類を申請時に画像データでアップロードするのであらかじめ準備をしておきましょう。さらに、サービス提供時間は平日8時から21時までとなっていることにも注意が必要です。

申請後の審査状況については電子申請サービス内で確認が可能ですが、審査結果は書面で送付されることとなります。
これまでは紙の申請書によって行われていた協会けんぽの各種手続きですが、電子申請が行えるようになり、時間や費用をかけずに手続きできるようになります。
健康保険の手続きについては被保険者が病気やお怪我をされている最中では郵送物を出すことへのハードルがありましたが、これからはご自宅や入院先からも申請が可能になるため、より手軽に申請が行えるようになると考えられます。
引用
・電子申請サービスについて(令和8年1月13日開始予定)|全国健康保険協会
(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/electronic_application/)
