「産休・育休中の経済的支援かんたん試算ツール」が厚生労働省より公開されました
2026.02.06
最新の労務関連情報
厚生労働省より、産休・育休中に受け取れる給付金等の額を簡単にシミュレーションできるサイトが公開されました。
【このサイトで出来ること】
仕事をしている方が、産休・育休中に受け取れる給付金等の額について知ることができます。
・出産手当金、出産育児一時金(女性のみ)
・育児休業給付金
・出生後休業支援給付金(申請する場合)
・社会保険料の免除額
育児休業給付金、出生後休業支援給付金、社会保険料の免除については男性の方も対象になります。
【ツールを使用する手順】
① 子どもの出生日(生まれる前は出産予定日)やご自身の給与月額、
給与形態等について入力し、「結果を表示する」をクリックします。

② 自動計算により、受け取ることが出来る給付金等の金額が表示されます。

右端のプルダウンをクリックすることで、対象となる期間など、詳細確認が出来ます。

試算結果の詳細も下部に表示され、以下の項目が確認できます。
・給付金等の対象期間
・支給額(見込み)
・休業前の給与に対しての給付率
・社会保険料免除額

また、ページ下部の「よくあるご質問」からは、
サイトの使用方法や、手当・給付金等の詳細についてQ&Aが用意されています。
【注意事項】
計算結果についてはあくまで目安であり、給付内容を保証するものではないという点に加えて、以下のような注意点があります。
・各制度には、要件(被保険者資格、勤務状況、休業期間など)があり、要件を満たさない場合は対象になりません。例えば、育児休業給付については、雇用保険の被保険者(週所定労働時間20時間以上などの要件があります)以外の方は支給対象になりません。
・実際に制度を利用するためには、勤務先や健康保険組合、ハローワークなどでの手続きが必要です。
・産前産後休業・育児休業中に給与が支払われている場合は、支給額が減額又は不支給になる場合があります。
【まとめ】
こちらのサイトを使うことで産休・育休中に受け取れるお金の目安をまとめて把握できるメリットがあるほか、厚生労働省が公式に公開しているツールであるため、信頼性が高く安心といえます。
産休・育休中に「いくら受け取れるのか」を早めに把握し、パートナーと家計の見通しを立てたい時などに役立つシミュレーションができます。
会社や事業主からも紹介することで、従業員が将来設計をしながら長期的に働くきっかけづくりにも繋がるのではないでしょうか。是非、このツールを活用していきましょう。
・出生後休業支援給付の簡易診断(要件確認)についての弊所記事はこちら
(厚生労働省より「出生後休業支援給付」の簡易診断ツールが公開されました)
・産休・育休中の経済的支援 かんたん試算ツール|厚生労働省
(https://shussan.ikukyu-simu.mhlw.go.jp/)
