教育訓練給付が拡充されます
2024.08.23
法改正情報
2024年10月より、教育訓練給付金の給付内容が拡充されます。
現行は受講費用の100分の20以上100分の70以下の範囲内とされていましたが、
100分の20以上100分の80以下に引き上げられます。
引き上げの対象となるのは、専門実践教育訓練給付金と特定一般教育訓練給付金です。
専門実践教育訓練給付金は、教育訓練修了後に賃金が受講前より5%以上増えた場合に、
現行給付に加え受講費用の100分の10が追加給付されます。
この追加給付によって、最大給付率が現行の100分の70から100分の80へ引き上げられます。
特定一般教育訓練給付金は、資格取得し就職等した場合、
現行給付に加え受講費用の100分の10が追加給付されます。
この追加給付によって、最大給付率が現行の100分の40から100分の50へ引き上げられます。
【引用:厚生労働省「雇用保険法等の一部を改正する法律(令和6年法律第26号)の概要」】
教育訓練給付金の対象となる具体的な講座については「厚生労働大臣指定教育訓練講座検索システム」で探すことができます。
今回の改正は、政府が行うリスキリング推進の一環としての施策になります。教育訓練給付を利用することで、経済的負担を抑えながらリスキリングに取り組むことが可能になりますので、これを機会に検討されてみてはいかがでしょうか。
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