雇用保険給付に関する上限額が変更されました

2024.08.30

法改正情報

 2024年8月1日より、雇用保険の給付に関する上限額が変更となりました。
この変更は毎月勤労統計の平均定期給与額の増減等をもとに行われ、
給付を受けている方は支給額が変わる場合があります。

1 雇用保険の基本手当当日額の上限額変更
基本手当日額とは、いわゆる失業保険をはじめとする雇用保険の給付を受ける際の
1日当たりの金額のことで、年齢区分ごとに上限額が決められています。

引き上げ後の世代ごとの上限額は以下の通りです。

基本手当日額の変更について詳細はこちら

2 高年齢雇用継続給付、介護休業給付、育児休業給付の支給限度額変更

上記3つの給付金額の変更について詳細はこちら

雇用保険制度には、従業員の失業時に限らず育児や介護などで雇用の継続が難しくなった場合の
生活と雇用の安定を図るための給付などがあります。
弊所の過去のお知らせでも触れたように、2028年に行われる雇用保険の適用拡大により、
加入者が増えることが見込まれるため、給付内容をこの機会にチェックしておきましょう。

雇用保険給付について詳細はこちら